納期目安:
02月01日頃のお届け予定です。
決済方法が、クレジット、代金引換の場合に限ります。その他の決済方法の場合はこちらをご確認ください。
※土・日・祝日の注文の場合や在庫状況によって、商品のお届けにお時間をいただく場合がございます。
長野重一による写真集『遠い視線』は、都市風景を捉えた作品。
- 著者: 長野重一
- タイトル: Distant Gaze
- 日本語タイトル: 遠い視線
- ジャンル: 写真集
- 出版社: ワイズ出版
ご覧いただきありがとうございます。
長野重一の写真集『遠い視線』(1973年刊)は、日本の戦後写真史において重要な位置を占める作品集です。戦後の復興から高度経済成長期に至る日本社会を、独自の視線でとらえた記録であり、ドキュメンタリー性と詩的感覚が共存する点に特徴があります。
長野は報道や商業写真の分野で活躍しつつも、社会の変化や人々の営みを冷静に、しかし温かいまなざしで切り取る姿勢を貫きました。本書では、農村の素朴な暮らし、都市の雑踏、労働者や子どもたちの姿など、急速に近代化していく日本の風景が収められています。そこには、近代化の影に潜む不安や郷愁がにじみ、単なる記録を超えて、社会の本質を見据えようとする「遠い視線」が感じられます。
写真の構図は静謐で、画面には余白が多く、対象と距離をとりながらも深い洞察を示しています。この「距離感」こそが長野のスタイルであり、被写体に寄り添いながらも同化せず、観察者としての冷静さを保つ姿勢です。そのため、写真は個人の感情を超え、普遍的な人間の生や時代精神を映し出しています。
『遠い視線』は、戦後写真の中でもきわめて文学的で、同時にドキュメント性を失わない稀有な写真集として高く評価されています。日本の「記録」と「表現」の狭間にある写真の可能性を示した作品であり、今日なお多くの写真家に影響を与え続けています。
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし","subname":"細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない |
|---|


オススメ度 3.9点
現在、428件のレビューが投稿されています。